カーナビは取り付ける場所や機能で、大きく分けて次の4タイプになります。
2DINタイプ(オーディオ一体型)
本体と液晶モニターが一体となっていて、ダッシュボードに埋め込むタイプです。
ナビの中でも1番人気のあるタイプなので、各メーカーから多くの種類が販売されています。
2DINタイプの特徴
- 配線などもダッシュボードの中で見えないため、内装がキレイ。
- ダッシュボードの上に設置するタイプと違い、運転中の視界に入ることがないのでジャマにならない。
- フラッシュメモリ内蔵のメモリナビや、ハードディスクナビなど種類が豊富。
- 欧州車など2DINのスペースが確保できない車種では、取り付けができない。
インダッシュタイプ
ナビを使用しない時は、モニターがダッシュボード内に収納されていて、使用する時のみモニターがせり出してくるタイプです。
インダッシュタイプの特徴
- ナビを使用しない時、モニターが収納されているので内装がすっきりとする。
- 配線などもダッシュボードの中で見えないため、内装がキレイ。
- 1DINしか確保できない時でも、大きな画面のナビを取り付けることができる。
- 車種によっては、ハザードボタンやエアコンの送風口をモニターが隠してしまうため、要注意。
- 2DINやポータブルが主流のため、国内メーカーではほぼ製造されていない。
オンダッシュタイプ
ダッシュボードの上にモニターを取り付けるタイプです。
オンダッシュタイプの特徴
- 2DINタイプなどに比べ、運転時に視線を下に向けなくていいため、安全性に優れる。
- ナビを使用しない時でも、モニターが視界に入り運転のジャマになる。(一部タイプのみモニターの折り畳み可能)
- ナビ本体自体は、別の場所に設置しないといけない。
モニターとナビ本体
ポータブルタイプ
モニターと本体が一体で、吸盤などでダッシュボードの上に取り付けるタイプです。
ポータブルタイプの特徴
- 他のタイプのナビに比べ、価格が安い。
- 取り付けが簡単で、外して他の車や、散歩など他の用途にも使える。
- 後付け感が強く、内装のキレイさでは2DINタイプなどには劣ってしまう。